保険ショップが、お客にとって一番良い保険を薦めるとは限らない。

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昨今、複数の保険会社の商品を取り扱う、乗り合い保険代理店いわゆる「保険ショップ」が増えています。「ほけんの窓口」などが代表格ですね。

保険に入りたい、入っている保険を見直したいという人にとっては、保険のスペシャリストが、数ある保険商品の中から自分にベストな商品を選んでくれる、そんなイメージですよね。
ですが、この乗り合い保険代理店に規制を導入しようとする動きがでています。
なぜでしょうか・・?

金融庁が販売規制を導入方針

2015年2月6日、日経新聞の記事で、「金融庁が、保険ショップに販売規制を2016年春に導入し、割高な手数料を防ぐ、」との報道がありました。

保険ショップに対する販売規制を強化して、代理店が、特定の商品の販売に偏りすぎていないか、提案の仕方が適切であるかどうかを検査するというもので、違反した場合の罰則も盛り込まれるようです。
問題は、代理店が保険会社から受け取る手数料が法外に高い商品があり、手数料を多くもらえる商品ばかりを販売している実態があることです。

要するに、自由に商品を選べるというよりは、代理店が手数料の高い商品を探して、顧客に売っており、顧客利益よりも、自分(代理店)の利益を優先していることが問題なのですね。

今後の改正予定

日経新聞によると、今年2月中にも、保険会社向けの監督指針と保険業法の施行規則などの改正案を公表するとのことです。手数料の高い保険ばかり勧めない様にする監督項目を盛り込むようです。
また、保険の販売時に、取り扱う保険商品の一覧を示し、商品内容を比較できるよう義務づける措置や、重点的に特定の商品の販売キャンペーンを行う場合、保険会社との繋がりも明示する措置も講じるようです。

要するに、特定の保険会社と癒着している場合は、それを明示せよということですね。

こうした販売ルールの明確化で、どこまで効果があるのか、疑問もあるのですが、少しでも、消費者の利益につながるのはうれしいですね。

まとめ、とはいっても普通の商品と保険は違う面も

こうした規制が、保険のような、属人的な要素の強い商品にどの程度、効果があるか、疑問もあります。
電気屋さんで電化製品を買うとき、私たちは、比較的容易に比較検討できますよね。ネットショップや、他の電気屋さんにいけば、値段の比較も容易です。

しかし、保険のような、ある意味、売っている商品そのものより、誰から買うかが重要な商品は、このような規制をしても、効果は限られるのではないでしょうか?。
「その人を信頼して保険を契約した」という人は多いと思います。私もその一人ですが・・・

保険は、自動車や車に匹敵する高額商品です。
月払いにしていると、意外とそう思わないかもしれませんが
月1万円払ったとしても、年間12万円、10年で120万円、30年で360万円です。

売る人のモラルも問われてくるのでしょうね。 

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