クラウドファンディングは、成長戦略の柱になれるか?。

クラウドファンディング 日本ではまだ耳慣れない言葉ですが、欧米では、事業の資金調達手段として存在感を増しています。今般、政府与党の成長戦略の中で、「起業大国」を実現するしています。今回は、その「起業大国」を目指す成長戦略の中で、重要な役割を担うであろう「クラウドファンディング」の概要をお話したいと思います。起業もしないし、投資もしないよという方も多いと思いますが、今後、考え方も変わるかもしれませんね。?

1.クラウドファンディングの概要
簡単に言えば、新規・成長企業や事業を興したい人と、投資家をインターネット上で結び付け、多数の者から少額ずつ資金を集める仕組みのことです。
特定のプロジェクトやベンチャー資金を調達するのに使われます。

2.クラウドファンディングの起源
1884年に、アメリカの自由の女神像の「像の台座」を作るための資金不足を解消するため、新聞出版者のジョーゼフ・ピューリツァーがアメリカ国民へ寄付を募ったのが最初と言われています。

3.クラウドファンディングの種類(主に米国の例)
クラウドファンディングは資金提供者に対するリターン(見返り)の形態によって大別されます

〇金銭的リターンのない「寄付型」、
個人では負担できないような高額医療費を調達するため、広く浅く民衆から寄付を募る場合に使われます。

〇金銭リターンが伴う「投資型」
株式に基づくクラウドファンディング:投資家は、投資したお金と引き換えに、会社の非上場株式を受け取ります

株式以外の報酬に基づくクラウドファンディング: 映画のプロモーション、 フリーソフトウェアの開発、科学研究、市民プロジェクト、ソーシャル金融の資金の出し手などが代表的な例です。

〇プロジェクトが提供する何らかの権利や物品を購入することで支援を行う「購入型」
日本では、資金決済に関する法律の制限があり、投資が規制されていた関係で、このタイプが多いようですね。

4.日本の法整備の状況
家計の金融資産を成長資金にしようという動きが始まっています。平成26年5月23日(金)の国会で法律が可決成立しました。

〇要点1: 新興企業が資金調達しやすくするこため、資金を募る企業と個人投資家を仲介する業者の参入ハードルを下げました。今まで資本金が5000万円だったのが、1000万円へ、5分の1になりました。

〇要点2: インターネットを通じた投資勧誘において、詐欺的行為等が行われることを排除するための行為規制の導入 詐欺など悪用防止のため、新興企業自体の内容開示、プロジェクトに関する詳細な事業計画の開示義務を課すように義務づけられます。

〇要点3: 1人の投資家が1つの企業に投資できるのは年間50万円以下となっています。また、企業が1年間に募集できる金額は1億円未満です。

日本でも、クラウドファンディングのさらなる進展が望まれます。

 

クラウドファンディングって何
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