民間の医療保険に入っていい場合とは

医療保険は、病気やケガで入院した時、一定の給付金が支払われるものですが、人間年を取っていけば、病気になる確率も高く、一生涯保障される医療保険に加入しておこうと思う人も多いと思います。しかし、一生涯保障される医療保険が本当にお得なのでしょうか?

将来のインフレを見込んでますか?

病気で入院した時、1日5000円入院給付金が支払われる医療保険に入っていたとしましょう。でもその5000円って10年後、20年後も本当に十分な額でしょうか?物価が下がっていくデフレの時代ならともかく、物価が高くなっていけば、今の5000円の価値が将来もっと下がっていく可能性だってあります。デフレからの脱却を目指すアベノミクスが続けば、その可能性も十分ありますね。

在宅医療の進展で、病気=入院とは限らない時代に

在宅医療が広がっています。以前は入院しなければならなかった病気も通院で治療するようになってくるかもしれません。高齢化によるベッド数の不足も言われていますよね。入院することによる給付金を受け取る、今の医療保険では備える意味が少なくなっていく状況も考えられます。また入院せずがん治療したり、入院日数を短くして在宅医療を増やす方向にも進んでいますよね。

臨時出費に近いもの、十分貯蓄があるなら解約するのも手

そうはいっても病気になって困るかもしれないしという方は、入院時に貯蓄を取り崩すという手もあります。冠婚葬祭と同じ種類の出費と考えるのですね。十分貯蓄があれば、わざわざ医療保険に入るより、その分貯蓄に回しておけば、いざ病気やケガした時にその貯蓄を使えばよいと言うことですね。

終身より、短期中期で考えたら他の保険の選択肢もあり

将来のことを考えたら、医療を取り巻く状況が大きく変わったときのことを考えて、臨機応変に対応できるものがよいと思います。例えば、10年定期型の医療保険や、1年更新型の医療共済などですね。

民間医療保険のメリット

皆さんも健康保険または共済保険に加入しておられると思います。
このような公的な保険は、病気や怪我で病院に行ったとき、保険証を提示すれば、全国どの病院でも自己負担額3割で治療が受けられます。高額医療費もほぼ上限が決まっています。しかし、入院手術しても、高額医療費があるから民間の医療保険は本当に要らないのでしょうか?
実はこの高額医療費が、公的な保険には制約が多いところなのです。
高額医療費は患者が支払った自己負担額が対象で、医療に直接関係がない部分の入院時の食費、差額ベッド代は入っていません。
また、保険が適用されない先進医療の医療費は高額医療費の対象になっていません。
さらに、医療でかかるのは、入院手術代だけではないこともかんがえないといけません。治療中仕事を休んだ場合、有給休暇を消化でき、収入の減らないサラリーマンならいざ知らず、自営業者さんの場合仕事を休めば確実に収入が減りますね。公的な保険は入院中の収入までは面倒を見てくれません。
また昔は入院治療が一般的だった抗がん剤治療も、仕事を続けるために、入院でなく、あえて通院を選ぶ方も増えています。抗がん剤治療だと、高額医療費の対象になり月10万円以内の出費で済むのですが、これが1年間も続けば、約100万円になります。また、より高度な医療を求めて遠隔地の病院に通うとなれば、交通費もかかってきます。
病院に払う金額だけが医療費ではないのです。

まとめ:結局医療保険は公的医療制度で賄えない自己負担分を賄うもの

 

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