今時の住宅ローンは保険充実、買い物お得、家事代行、返済もフレキシブルにと進化しています。

今時の住宅ローンは金利手数料だけでは語れない

過去最低を更新し続ける住宅ローン金利

住宅ローン金利が過去最低を更新し、大手5行の15年1月の金利は軒並み0.1%下落しました。過去最低金利の背景には、日銀の14年10月末に発表した追加金融緩和や、競争激化による金融機関同士の金利引き下げ競争があります。住宅ローン金利の基準となる長期金利は、年初の0.7%から年末に0.3%台となり過去最低水準に下がっています。

金利競争の限界と始まる付帯サービス競争

金融機関同士の低金利競争は限界に近づいており、各社それほど差がついていないのが現状です。低金利を唄うのみでは他との差別化がしずらくなってきており、金利以外の付帯サービスを充実させることで差別化を図り、顧客を取り込む動きが出てきています。

あなたにフィットした住宅ローンはどれ?

我々消費者(住宅ローンを借りる側)にとって、商品を選ぶ際、金利や手数料が重要なのはもちろんですが、今後は金利面で大差がないならば、付帯サービスがより重要になってくるでしょう。
そこで、今回は、付帯サービスを種類分けし、どんな人がどんな場合に使えるかをピックアップしてみました。新規に借り入れる場合はもちろん、借り換えを検討する場合も有効だと思います。検討してみてくださいね。

保険付帯サービス

団信加入の際、既に契約している保険の減額・解約できれば、家計負担軽減につながる

住宅ローンを組むときには、通常団体信用生命保険(略して団信)に加入します(フラット35は任意加入)。団体信用生命保険はローンの返済をしている人が、万一、死亡または高度障害状態になったときに、保険金が下りてローンが相殺されるもので、残された家族にローンが残らないというありがたいものです。
疾病保障とは、死亡や硬度障害状態にみならず、病気のため働けなくなった間、保険金が下りて月々の支払いに充当され、また一定の場合に、保険金が下りて残ったローンを完済するものです。
「7大疾病保障します」というのは、保障される病気の範囲がどこまでかを差しています。当然数値の大きい方が広い範囲の病気をカバーできるので良いのですが、保険料もその分高くなります。
(例)
住信SBIネット銀行は、8疾病保障、保険料は銀行負担となっています。
JAバンクは、9大疾病保障、金利に0.3%上乗せされます。

団信の死亡保障に入ることで、既に加入している生命保険の見直しを図る

団体信用生命保険(団信)に加入した場合、今まで加入していた生命保険を見直するのがよいでしょう。
たとえば、世帯主が死亡した場合に備えて、4000万円の死亡保障の生命保険に入っていた場合、住宅ローンを4000万円借りたときに入る団信は、4000万円の死亡保障に別途加入することになります。もちろんローン残高の減少とともに保障が徐々に少なくはなっていきます。
既に加入していた死亡保障の4000万円が多すぎると判断できるなら、解約をしたり、保障の減額をしたりして、保険料負担を軽減することが可能となります。

疾病保障はどこまで必要?

疾病保障をどこまでつけるか、これは難しい問題です。上の住信SBIネット銀行のように、保険料銀行負担の場合は、費用を気にすることはないでしょう。しかし、9大疾病保障のA社と3大疾病保障のB社を比べる場合は、どこまで必要かどうかを判断しないといけません。個人的な見解ですが、得になることはあまりないでしょう。
病気になる確率と保険料を天秤にかけたら決して安いものではないからです。保険会社も株式会社である以上経費や儲けも必要ですからね。ただもしもの時の安心料と考えたら安いと思うならば、入っておいてもよいでしょう。
また自分の家系で、特定の病気になりやすい場合があります。
例えば、がんになりやすい家系だったり、脳卒中になりやすい家系であったりすることです。
普通よりもその病気になりやすいということなら、保険で備えておくのもよいかもしれません。

死亡疾病以外の保障

三菱東京UFJ銀行は、親の介護が必要になったとき、3大疾病のとき、重度障害になったときの一時金100万円の一時金を払う特約を付けています。
三井住友銀行は、自然災害時返済一部免除特約付をつけています。自然災害で家が全半壊した場合等に使えます。
自然災害が発生する可能性がある地域に住む方(地震津波の被害など)など、また在来工法等の比較的地震に弱い構造の家を建てる方などは検討してみる余地はあります。
新生銀行は要介護時にも返済免除されます。

返済方法の選択肢を増やすサービス

-柔軟な返済計画が立てられる-
住宅ローンは、契約で定められた毎月の返済額を返済していきます。
繰り上げ返済は、毎月の返済額だけでなく、一部を繰り上げて返済していくものです。
新生銀行のコントロール返済は、収入や支出の変化に合せて返済を自分でコントロールできるようになっています。例えば、繰り上げ返済で期間短縮した範囲内でいつでも元金返済を休止できます。これなら自分の収入変化に応じて柔軟に返済していけます。歩合給の方や、自営業などで収入の増減がありうる方など、収入の変化に応じて、返済額をコントロールできるこのサービスは使えるのではないでしょうか?。
北洋銀行も同様のサービスをおこなっています。
東京スター銀行は、出産、進学、収入減で家計がピンチのとき、返済額を軽減できるサービスがあります。これを「返済休暇」と呼んでいるらしいです。

早耳サービス

急激な金融市場の変動をリスクヘッジ

想定されるのが、突発的な事態が起こり、金利が跳ね上がった時でしょう。変動金利でローンを組んでいた場合、連動して金利が跳ね上がります。
その際重宝しそうなのがソニー銀行の 翌月の金利を半月前に発表するサービスです。
事前に金利が跳ね上がることが発表されれば、その間に固定金利に切り替えることだってできるわけです。またソニー銀行では、固定と変動を何度でも切り替えることが可能です。
金融市場へのリスクヘッジ(危険回避)ができるというわけですね。金融は疎くてという方でも、ネットで市場動向は把握できます。

家事代行サービス

新生銀行では、病児保育サービスおよび家事代行サービスを受けられるクーポンを交付しています。
事務手数料15.75万円で家事代行、チャイルドケアが最大50回分無料となっています。共働き家庭や、近くに実家など子供を預かってくれるところがない家庭などは重宝しそうです。

買い物お得サービス

イオン銀行は、イオングループでの買い物が毎日5%オフになるサービスがあります。流通系ならではのサービスといえるでしょう。
余談ですが、安くなるからって買いすぎちゃ元の子もないですよ。気を付けて(笑)

まとめ

住宅ローンも本当に多様化してきましたね。病気が心配なら保険を充実させたり、災害に備えたり、買い物をお得にできたりします。あなたも自分に一番フィットする住宅ローンを選んでくださいね。本記事が一助になれば幸いです。

☆情報の正確性には注意を払っていますが、商品の内容は頻繁に変わります。詳細は公式のHPや問い合わせ窓口で聞いてみるのがよいでしょう。

最新情報をチェックしよう!
広告