市場の歴史を知ろう。どん底から一転、1カ月足らずで日経平均株価が4000円上がった1992年

1992年はバブル崩壊の衝撃を引きずるように年明けから下げ続けていた。年初の日経平均は24,000円、その後はほぼ一本調子で下げ続け、8月には15,000円を割り込むところまで下げていた。市場には無気力感と絶望が入り混じり、バブル景気のころの証券マンたちの意気軒昂さはみじんも感じられない。バブル景気のころは10億株を超えていた株の平均売買高は、年前半の下落過程では2億~3億にとどまっている。また1992年に入ると地価は下落速度を速めていき、景気の減速感は強まっていった。日々下げ続ける株式市場に証券マンたちはなすすべもなかった。陰の極みは転じて陽となす。反発のきっかけとなったのが、その当時の大蔵省が策定した総合経済対策の決定です。報道を受けて株価は急反発し、わずか一か月で19000円を回復し、日経平均株価は4000円も上昇したのです。まるで下げ過程でたまった鬱積をはらすかのように、株価の反発力はすさまじいものでした。」

過去にはこのような相場がありました。当時の8月の前半で、あなたは株を買うことができますか?運よく買ったとして、買って1か月で4000円上がった時点で売ることができますか?証券マンなら、お客に自信を持って勧めることができるでしょうか・・。投資の世界は奥深く厳しいです。だから面白くもあるのですが・・。

 

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