行きかう人の心を癒すエントランスホールの置物・装飾物・絵画　趣味を生かしてコミュニティに貢献

マンションの顔ともいえるエントランスホールは、建物の第一印象を決める大事な場所。空間のトーンを決め、通り過ぎる人の気分に大きな影響を与えます。この記事では、玄関ホールの装飾品、飾り付け、絵画、趣味などが、いかに、居住者・来客者の心を癒し、地域社会に貢献できるかを探ります。

この記事を読んでほしい人
・なんかうちのマンションエントランスが殺風景だなぁと思っている人
・自分の家の玄関だったら装飾できるのに、マンションはできないと思っている人

美しいものの力

周囲の環境は、私たちの気分や幸福感に大きな影響を与えるという研究結果があります。ロンドン大学の研究によると、美しいアートを見ると、恋をしているときと同じようにドーパミンが急増することがわかった。このことは、エントランスホールに美的感覚を刺激する要素を取り入れることで、人々の気分に良い影響を与えることができることを示唆している。また、同大学の研究によると、アートと触れ合う機会の多い人は、そうでない人に比べて寿命が長くなる傾向があるとの調査結果が確認されたといいます。もし、あなたがそのような趣味をお持ちであれば、同じマンションに住む人を健康にできる可能性があります。

装飾品とデコレーション

装飾品や飾り付けは、単に美観のためだけでなく、地域社会や建物に住む人々についてのストーリーを伝えることもできる。例えば、地元のアーティストが作った彫刻や、地域のヤードセールで売られたビンテージ品などは、住民同士の会話を弾ませ、つながりを育むことができます。例えば、地元の陶芸家が作成した品を飾って、「品の下に〇〇市出身　陶芸家◎◎作」と書いておけばどうでしょう。住民同士で会話が弾むきっかけになるかもしれません。

絵画

絵画もエントランスホールの雰囲気を和ませるのに役立ちます。例えば、風景画は落ち着きと静寂をもたらします。また、地元のアーティストの作品を飾ることで、地域のアートシーンを支援し、地域の誇りを育むこともできます。もしご自身で絵を描かれるなら、思い切って飾ってもらうよう、理事会に諮ってみたらいかがでしょうか。絵を見てくれることだけではなく、住民とのコミュニケーションのきっかけになるかもしれません。

心を癒す趣味

趣味にまつわるものを飾るのも、心地よい癒しの空間を演出することができます。
たとえば：
・本がたくさん並んだ本棚は、通りすがりの人をちょっと立ち読みしたり、本を借りたりする気にさせます。

・地域の掲示板を設置すれば、地域のイベントや参加の機会について住民に知らせることができます。
・地域行事の写真を飾れば、地元への帰属意識と地域に属している精神を育むことができます。

ケーススタディ　マンションにおけるエントランスホールの装飾の効果

ニューヨークのあるマンションで行われたケーススタディでは、エントランスホールの装飾が居住者の幸福感に与える影響が実証されました。このマンションの管理者は、エントランスホールの改装を決定し、地元アーティストの作品、コミュニティ掲示板、本棚を取り入れました。
改修から6ヶ月後に実施されたアンケートでは、80％の居住者がより幸福を感じ、コミュニティとのつながりをより強く感じたと回答しているとのことです。
要するに、装飾が何もないエントランスホールより、何か手作りの品、それも美観に訴えるものがあり、それを眺めるだけで、人はハッピーになれるという事です！。これは実感できますね。

最後に

エントランスホールの装飾品、飾り、絵画、趣味は、単に空間を美しくするだけではないです。
行きかう人の心を和ませ、コミュニティ意識を育み、人々の幸福に貢献することができます。

これらの要素を注意深く選ぶことで、エントランスホールを地域の精神や価値観を反映した居心地の良い空間に変えることができます。

装飾してもらいたいものがあれば、まずは理事会（窓口になっている管理会社でもよい）に相談してみましょうね。

あなたのマンションが、より快適で心を癒す空間になりますように！

最後まで読んでくれて、ありがとうございました。今後の運営改善に生かしていきたいと思います。感想、疑問、指摘などなんでも結構です。是非コメントをお願いします。（一番下です）

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