マンション管理組合役員(理事)の就任を断るのはあり? 負担軽減や代替策はコレ

日本人のマンション管理組合役員 困った顔 管理組合の運営

 

( ゚д゚)ハッ! 管理組合から連絡がきた!。来年役員になる順番ですって!

私も以前経験したことあるわ。役員会に出席したり、色々面倒よね。(*・ω・)

やりたくないなぁ。色々理由つけてなんとかならないかなぁ

持ち回りだからしかたないかもねー。でもみんなが納得
できる理由があれば、なんとかなるかもね

え、なになにそれ、教えて教えて!✨

 

今回は、輪番制で定期的に回ってくる管理組合の役員就任を上手に断る方法、断るのが難しい場合の負担軽減方法や、代替方法について書きたいと思います。

マンションの管理組合役員(理事)として就任することは、住民たちの共同生活を円滑に運営するために重要な役割を果たすことになります。

しかし、時には自身の負担や事情により、役員就任を断る必要が生じる場合もあります。また、就任したとしても、事情により仕事の負担をなるべく減らしたいこともあります。

この記事では、マンション理事会の役員を断る方法とその根拠、またどうしても就任しなければいけなくなったときの負担の軽減策についてご紹介します。

この記事は以下の人におすすめです。
・管理組合の役員就任を断りたいが、方法を探している人
・就任はやむを得ないが、なるべく負担を減らしたい人

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順番がくると自動的に役員に就任する場合の断り方

通常、役員を選任するのは管理組合の総会決議を経て決定します。
毎年、総会決議で役員選出が承認されるマンションもありますし、何年か分を纏めて「役員は毎年この順番でなってもらいますよ」という内容で総会で承認されている場合もあります。

断り方:マンションにいないので

よっぽどの理由がないと難しいでしょう。単身赴任、空き部屋にしている等、マンションにいないことで断ることは可能です。

断り方:病気の為、役員の仕事ができません

管理規約で、疾病により就任しない(できない)場合が規定されている場合があります。

断り方:今年はできないけど、誰かと順番を入れ替えてほしい

これは、受け入れられる可能性があります。単年で交代する制度であるなら、他の人に交代してもらうよう、依頼してみましょう。

(参考)認められにくい断り方

以下の理由は認められないことが多いです。

仕事が多忙なので

子育てが忙しくて

両親の介護で暇がない

仕事が不定期で、いつ休めるかわからないので

就任の順番は決まっているものの、事前にお伺いがある場合の断り方

この場合、事前にお伺いがあるということは、理由によっては断れる可能性があります。

事前に明確な理由を述べる

就任を断る際には、事前に役員候補として選ばれる可能性があることを知らせるタイミングで、明確な理由を述べるのが重要です。例えば、仕事の忙しさや家族の状況の変化、他の責任を負っているなど、自身の負担や事情を説明しましょう。

負担や責任の増加を根拠にする(注意)

マンションの管理組合役員には、他の住民との折衝や建物設備のメンテナンス、予算管理など、多くの責任と作業が伴います。
もしそれらの負担や責任が現在の生活やスケジュールに合わない場合、これを根拠に役員を断ることは妥当です。
しかし、管理会社が負担を負ってくれるならば、この理由は通りにくいでしょう。

十分な専門知識がないことを述べる(注意)

マンション管理組合役員には、法律や予算管理、建物のメンテナンスなど、専門的な知識が求められる場合があります。
もし自分自身がそのような知識を持っていない場合、役員としての能力や責任を果たせない可能性があることを説明しましょう。

注意)誰でもなっていただいて結構ですと言われれば、この理由は通りにくいでしょう。

 

既に他の責任を果たしていることを説明する(注意)

役員のポジションに就くことは、時間や労力を大幅に消費することがあります。自身がすでに他の責任を果たしている(仕事や家族のケア・介護、他の非営利団体のボランティアなど)場合には、これを根拠に役員を断る理由として主張することができます。

スケジュール調整によりなんとかなる場合は難しいでしょう。

 

代替方法:代わりの人を選任し、自分と順番を入れ替えてもらう

この場合は、可能であっても誰でもいいわけではありません。例えば輪番制の中で、来年就任する予定の人、再来年就任する予定の人等、理事の中で候補者を選んで代わりに選任される人の了承ももらわないといけません。
また、このことを頻繁に行うと、輪番制そのものが形骸化するおそれがありますので、相応の理由が必要ですね。

役員に就任した時の仕事の負担軽減策

こちらは、役員のお仕事の負担を軽減する方法です。

役員就任後の役職

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理事長は、マンションの管理者です。理事会や総会を開いたり、印鑑や書類などの管理をしたりと、何かと責任が重いです。

一方理事は、理事会のメンバーなので、理事会の運営に注力できます。

また、監事は、監査専門ということで、理事会に参加しないようにする等各役職によって、仕事の負担が違いますので、どの役職に就くかでも負担がかなり違います。

理事会等のスケジュールを申し合わせておく

理事会や各イベントのスケジュールをあらかじめ決めておくことで、計画立てて理事会運営を遂行することができます。

負担軽減策:遠隔会議(電子会議)の利用を検討する

コロナ禍以降、マンション管理組合運営で、遠隔会議システムを導入するケースが増えてきました。マンション管理組合で利用可能である場合(管理規約で制度が導入されている)は、利用することを検討してみてください。

理事会の準備を入念に行い審議の効率化・迅速化を図る

理事会の場で、審議を円滑に進めるためには、事前準備を行うのが効果的です。

本人だけではなく、配偶者、親族が代理する

管理規約で、役員に就任できるのが本人だけではなく、配偶者もOKになっている場合、理事会での親族の代理出席が認められている場合があります。

まとめ

マンション管理組合役員としての就任を断ることは、個人の事情や負担によって妥当な選択となり得ます。

役員を断る際には、事前に明確な理由を述べることや、自身には専門知識がないこと、既に他の責任を果たしていることを説明することが重要です。

マンションの共同生活を円滑に運営するためには、役員になる人材を適切に選ぶことも肝要ですので、周囲の理解を得ながら自分の意思を伝えることが大切です。

最後まで読んでくれて、ありがとうございました。今後の運営改善に生かしていきたいと思います。感想、疑問、指摘などなんでも結構です。是非コメントをお願いします。(一番下です)

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コメント

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