
この記事は以下のような方にお薦めです。
・同じ屋根の下に住む人たちと、人間関係を築きたい方
・マンション住まいでのコミュニケーションのコツについて知りたい方
あなたはどのタイプですか?
⇒ ほとんど話さない ・・・ Ⓐ をお読みください
⇒ 1人から数人・・・Ⓑ をお読みください
⇒ 5人以上 ・・・ Ⓒ をお読みください
Ⓐ ほとんど話さない人
人それぞれライフスタイルがありますから、そこは触れずにおきますね。自分の住戸の玄関を出て、マンションの外に出るまで、誰にも会わなければ言葉を交わすことはないですが、エレベーターを待っているうちに、誰かと出会った、ゴミ置き場にゴミを持っていくときに誰かに出会った等、誰かに会っても挨拶も交わさないんだとしたら、相手の人はどう感じるでしょう。
挨拶から人間関係が始まるんだとしたら、顔を会わせていても、自分の顔も覚えてもらえないかもしれません。自分自身も相手の顔を覚えられないかもしれません。
挨拶を交わすことは、お互いの相互にコミュ二―ケートする第一歩です。マンションの外にいる人間へのチェック機能が働き、防犯上も効果があることが認められています。
Ⓑ 1人から数人程度話す人
Bに該当する人は多いと思います。(私自身もそうです)
挨拶くらいはするけど、なかなか話しはしない、という人は多いと思います。私も他の記事でイベントを計画しましょうとか、偉そうなことを言っていますが、実際は、自分で意識しないとなかなか、踏み込んだ会話をしないですよね。
知り合いで世間話程度ならできる場合、例えば旅行先や里帰りした時、お土産をお裾わけする、自分の家で作ったお菓子等、相手が負担にならない程度に渡してみてはいかがでしょう。理由は、普段お世話になっているからとかなんでもよいです。そこから自分の故郷の、趣味の話が盛り上がるかもしれません。これは、女性の方が得意かもしれませんね。
男性で外で働いており、帰るのは夜という方でしたら、子供たちのネットワークを使う方法がありますね。女性や子供が知らない成人男性から話かけられたら、どうしても警戒します^^;
ですが、「だれそれ君のお父さん」ということで、一応は安心しますから、子供が小さく一緒に遊びに出る機会がある方でしたら、話ができるチャンスですね。

男性の場合・・子供を通じて、マンションの人と知り合うのが早道
理事に選ばれたら、積極的に参加する。町内会を役を引き受けてみるのもよいです。
Ⓒ 5人以上話す人

おまけ:ユニーク企画アイデア♪
1. マンション内の住民が持ち寄った食材を使って、料理コンテストを開催する。
2. マンション内の共有スペースを使って、ヨガやストレッチのクラスを開催する。
3. マンション内の住民が持ち寄った本を使って、ブックシェアリングを行う。
4. マンション内の住民が持ち寄った不要な衣類を使って、クローゼットシェアリングを行う。 5. マンション内の住民が持ち寄った植物を使って、プランター作りのワークショップを開催する。
6. マンション内の住民が持ち寄った手作りのお菓子を使って、お菓子交換会を開催する。
7. マンション内の住民が持ち寄った古い写真を使って、写真展を開催する。
8.フリーマーケットを開催する
普段からのお付き合いが生きる場面
しかし!
付き合いが大切な場面はあるのです。例えば、上階から騒音がするから上の人に様子を聞いてみようとなったとき、まったく顔も分からなければ、話に行きにくいですし、相手の性格やライフスタイルなど、相手のことを知りもせず、いきなり文句を言ってきたら、相手はどう思うでしょう?
相手としてみても、顔見知りのあの人だ、とわかれば、話を聞いてみようとか、相談してみようという気になります。また文句を言った本人も、相手の話し合えたことだけで不満度が落ち着く場合だってあるでしょう。
そのように普段からよいコミュニティを保っていればスムーズに解決することも多くあります。また、管理会社によいコミュニティ形成を依頼するものではなく、住民が主体的にコミュニティを形成していかなければ、よいコミュニティは生まれません。
また、昨今大きな地震や津波等、自然災害が数多く発生し、防災意識が高まっていますがいざというとき隣の人と話したこともなければ、顔をうろ覚えであれば、連絡をするにも困ります。

普段からお互いに干渉しすぎず、顔をあわせれば挨拶し、顔や大体の年齢や家族構成や、SNS等で連絡先を交換している程度の関係であれば十分
イベントに参加したら人付き合いにプラス?

普段会わない人と顔をあわせるチャンス、前向きにとらえて参加してみましょう。
SNSやマンション居住者専用アプリを使う
最近、理事会の役員同士がメールアドレスやLINE等のSNSでつながっていることが多くなりました。わざわざ集まらなくても情報共有でき、とても便利だと思います。
また、SNSでは部外者に情報が漏れたりする場合にそなえ、居住者専用アプリを使うことができます。これは、同じマンションの人だけしか使うことができません。点検や各種イベントの告知、議事録や規約、設計図書を閲覧したり、掲示板やチャットを利用したりすることができます。
また、防災マニュアル・避難経路をアップロード・シェアしておけば、万が一への備えもできます。
住みよくするためのコミュニティの大事さ
年齢も性別も違う、多様な価値観を持つ人が集まって住むマンションで、ひと昔前のような(昭和的?)な人間関係に戻ろうというのは無理があります。何も毎月自治会で義務的に顔を合わせて、食事することだけが、「コミュニティ」ではないと思います。マンション内に仲の良いグループがいくつかあって、イベントを時々催しながら、離れていても、仕事をしながらでも、気軽にSNSやプリ等で、情報共有が図れる、個々のライフスタイルに合わせた柔軟な関係を構築できればよいのではないでしょうか?
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